2006年 あけまして おめでとう ございます!
本年も うぽぽデザイン工房 ガーデン事業部 を宜しくお願い致します。

思いもかけない災害や事件が起こり、
人や環境が急速に変化し、理解の範囲を越えてきているように感じています。
今、自分たちができる身近なことをひとつずつ行っていこう!と思う、わけです。
…というわけで、植木の話です。 |
| 1月に… |
…なりました。今年の冬は本当に寒いですね。関東地方では積雪はありませんが、日本全国、大雪でとても、とても大変そうです。4M近い積雪というは想像できません(身長の2倍以上ですからね)。まだまだ寒い冬は続きますので、体に気をつけ、がんばっていきましょ!
さて、最近は大雪のせいか野菜の値段の高騰が頻繁にニュースになります。流通の困難もあるようですが、基本的には作物の成長不足の影響だと思います。気候は植物の成長に大きな影響を与えます。そんな事さえ忘れてしまっています。日本人というのは、もともと農耕民族ですから、天候によるお米や野菜などの出来不出来を身近に感じ、それなりに対処してきたものです。いつの間にか生活で自然を感じることが少なくなり、野菜が高い高いと値段のことばかり気にしたり、野菜が工場で作られていると思う子供たちがいたり(実際に工場で作られている野菜もありますが…)、何か違うかなぁと思うこともあります。
それではとても基本的なことをひとつ、「野菜も植物です。」…ときどき思い出さないと忘れてしまいます。 |
| 1月の手入れ… |
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ウメの木の花芽。赤く極小さな玉状のものが枝のまわりにたくさんついています。 |
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アメリカハナミズキの花芽。小さな玉状のものが枝先についています。 |
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コブシの花芽。銀色のちょっと大きなものが枝先についています。 |
…というと、落葉樹にはいい時期ですね。葉っぱもありませんから樹形はしっかりと見れますし、春の花のものは花芽もしっかりと見えるほどに成長しています。
例えば、ウメの木は、この時期花芽も大きく見て分かりますので、花をたくさん見たいという人は、ひとつでも多く花芽を残してやってください。秋に剪定をおこなっていない場合には徒長枝が長〜く伸びています。徒長枝には花芽も多くありませんから、元まで切り戻してしまって大丈夫です。他の春の花木では、モクレンやコブシも花芽が大きくなっています。見ればすぐに花芽と分かります。最近庭に多い木といえば、アメリカハナミズキもこの時期花芽がしっかりしています。今年の花芽は比較的たくさんついている木が多いように感じます。あまり花芽がついていない場合には何か原因があると思われますので、気にしてみてください。(日当たり、肥料、土の状態、水のやりすぎ、間違った剪定時期など)
花芽に関して逆の場合の木もあります。サルスベリやムクゲなどは花芽の準備はまったくしていませんので、思い通りの大きさに強剪定も可能です。サルスベリなどはどこを切ってもOK。枝の途中でも、幹の途中でも、何なら根元で切っても、今年枝を伸ばし花を咲かせます。何の心配もなく手入れしてあげてください。
常緑樹は難しいですね。一概に良い時期とも悪い時期とも言えません。木によって違いますが、3月の彼岸頃まで剪定を待てば間違いは確実にないと思います。木自身がその頃から活動を始め、動き出しますから体力がついてくるのです。あわてなくてもよい、と言う方は待ってみてはいかがでしょうか? |
| たまには真面目に、マツの手入れ方法など… |
最近は、めっきり植えることの少なくなったマツですが、手入れとなると別で、
「マツ以外は自分で手入れするが、マツだけは植木屋さんにお願いしようかと…」と言う感じで、マツを手入れすることは意外と多いのです。
遠慮しないで、どうぞマツの手入れも自分でやってみましょう!同じ作業の繰り返しですので、時間はかかりますが、慣れればおもしろいですよ。
今回は秋、冬の手入れを少し。植木屋さん業界では、“もみ上げ”と呼ばれている作業で、この作業だけでも毎年しておけばずいぶんと見た感じが違いますのでやってみてください。
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作業@
| まず、1本の枝を見ると、先のほうには明るい緑色の新鮮な葉があります。これは今年伸びたものです。この部分を残し、その下のほうにある濃い緑色、あるいは茶色の葉があります。これは、前年の葉です。この部分は、もいで取ってしまいます。 |
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作業A
作業@を、延々と繰り返し行います。根気の作業です。
だんだんと見た感じが透けてくるようになります。このようにしておけば、風や光の通りも良くなり、木が健康な状態を保つことが出来ます。 |
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実際は、上記の作業をしながら、枝の整理をします。枝が込みすぎた部分は、自分が「この枝が好きだなぁ」と思うものを残し、他の枝を落とします。他にも、春に芽かき(みどりつみ)をし ていないと、今年の芽がグンと強く伸びていたりするので、強すぎるものは落としておいたほうが良いでしょう。思う以上に、すっきりと透かしてしまって大丈夫です。自分の好みの枝を残しましょう。
もうひとつポイントは、赤松(おんな松)は枝が垂れるようにしなやかにつくり、黒松(おとこ松)は逆にきりっとすっきりつくると、それらしくなります。
さぁ、がんばってマツの手入れをしてみましょう。
駄目だと思ったら、うぽぽデザイン工房にTELください。 |
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| 1月21日に… |
…関東地方でも雪が積もりましたね。受験生にとってはセンター試験初日でたいへんでしたでしょうが、私自身は久しぶりの雪に少しワクワクしてしまいました。そんなことを言うと雪国の方々には怒られてしまいますが、関東では雪が積もるというのはめずらしく、たま〜にのことですのでご勘弁を。
で、何がワクワクするのかといえば木々に積もる雪が本当にきれいだなぁと思ってしまうのです。特に落葉樹は別物のようになります。幹枝の形がよりはっきりとし、その自然な姿は描こうと思っても、なかなか出来ません。スゴイです。
雪の日は足元ばかりでなく、目線を上に上げ、木々の姿も見てみてください。びっくりしますよ。 |
| お正月に… |
…福島県いわき市に行ってきたのですが…
まず、水族館「アクアマリンふくしま」に行きました。平成12年に開館した比較的新しい水族館です。私自身は非常におもしろく感じ、館内の一部には植物園を思わせるような「ふくしまの川辺」や「熱帯アジアの水辺」をテーマした場所もあり、魚類と植物のつながりも勉強できました。
動物も植物もそれだけでは生きていくことは出来ません。生態系や環境という大きなものを意識していくことはとても大事なことだと再認識しました。
流行のキーワードでビオトープという言葉をよく聞きますが、このビオトープとは「多様な生物との共生の空間」を意味し、自然や生態系、地球環境というものを意識した公園や庭です。これから少しづつ増えてくるのではないでしょうか。 |
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パパイア |

パイナップル |

バナナ |
次に、「スパリゾートハワイアンズ」に行きました。とーっても大きい大衆浴場と言った感じですが、南国ムード満点で熱帯植物もたくさんありました。パパイアやパイナップル、バナナなどフルーツとして知っているものも、実際どのように実が生るのか意外と知らないものですね。こんな機会でもないと本物を実際に目の前で 見ることもないでしょうから、良い経験になりました。
なかなか日本ではこれらの植物を庭に植えて、とはいきませんが… |
最後に、ちょっと離れていますが鍾乳洞「あぶくま洞」にいきました。ハワイアンズでの南国ムードとは一転しての雪景色のなかでした。雪が舞い風も強くとても寒かったのですが、洞内に入ると風も無くとても暖かでした。あぶくま洞はおよそ8000万年という歳月をかけて創られた大自然のアートです。8000万年という時間はとてつもなく長い。自然はスゴイ!
人間は産業革命からの100年の間に世界の平均気温を0.6℃も上昇させてしまったことを、もう一度考えてみましょう。確実に自然、環境、生態系は変わってしまいます。自分自身の生活が変わってしまうのです。
ふだんは、目の前の仕事ばかりに気をとられ、なかなか環境のこと、生態系のこと、など考えることも少ないのですが、植木屋という少なからず自然に近いところで仕事をしているので、何か少しでも、何か出来ることを、考え、実行していきたいと思いました。 |

気温0℃ |

気温15℃ |
1本の木を植える。小さな木を植える。
1人1本づつ木を植えれば、日本中で1億2768万7000本の木が植えられる。
1人1本づつ木を植えれば、世界中で65億本の木が植えられる。
緑のある生活、それはとても贅沢なものだと思う。
緑のある生活、それはとても身近なものだと思う。 |
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| 年が明けて… |
…、植木屋さんが最も忙しい時期は過ぎました。12月中は街中でよく見かけた植木屋さんの姿もすっかり見なくなりました。いったい、どこへ行ってしまったのでしょう。うぽぽデザイン工房でも、12月中の剪定が間に合わず、1月中になってしまったお客様が少し出てしまいました。今後、職人の手配等の努力もいたしますが、お客様にも早めの予約をよろしくお願いいたします。
うぽぽデザイン工房、2006年もよろしくお願いいたします。 |